ふるさと納税北海道羅臼町の返礼品まとめ!オススメ7選♪
世界自然遺産知床に代表される自然豊かな羅臼町は、市内の就業者の6割以上が水産関連の仕事に就いている漁業が主体の街です。
そのため、ふるさと納税の返礼品としても、羅臼の海で獲れる様々な水産物や水産加工物が数多く提供されています。
今回の記事では、北海道内でも羅臼でしか水揚げされない水産物や、一般には出回ることのない貴重な水産物などられています。
羅臼町の返礼品の中でも特におすすめの7種の水産物を紹介していますので、ぜひこの機会に初めての味わいを試してみてください。
Contents
北海道羅臼町ってどんな所?
北海道羅臼町は根室管内にある、流氷が流れ着く世界最南端の街で、隣接する斜里町と世界自然遺産に登録された秘境である知床半島を二分しており、根室海峡を挟んで北方領土の国後島と対峙する位置にあります。
町名の由来はアイヌ語のラウシ(獣の骨のある所)が転化したものと言われ、古くはアイヌの狩猟地であったと言われています。
おもな産業は知床の海を基盤とする秋鮭、イカ、スケソウダラ、昆布、ホッケを中心とした漁業、それに伴う水産加工業が主体で、嶺浜地区では酪農業が営まれています。
この羅臼町は、冬の寒さが大変厳しく沿岸部では流氷が見られ、春になるまで接岸したり離れたりを繰り返すことから、流氷を目当てに観光に訪れる方も多いそうです。
また、羅臼の海では海洋深層水の湧昇があることから、平成11年に北海道では初となる陸上取水型施設を設置、さらに平成19年に羅臼漁港に完成した知床らうす深層水給水施設で本格的な取水を実施しています。
この施設では日量4.560tの海洋深層水を汲み上げ、その96%を水産業で利活用し、海洋深層水の特性である低温と清浄性を取り入れた衛生管理型漁港を実現しています。
特選羅臼昆布1等級15,000円
羅臼昆布は、知床半島の南側羅臼町沿岸で採取される昆布で、真昆布や利尻昆布などのほかのだし昆布と比べ、漁獲範囲が狭い貴重な昆布です。
羅臼町ではこの特産品である羅臼昆布をふるさと納税の返礼品として提供しています。
この昆布は、漁の初めの時期を走り、それに対し漁の後半の時期を後取りと呼び、後取りの時期に採取された昆布は厚みが出るまで育つため、見た目は立派ですが、肉質が硬くだしが濁りやすいと言われています。
そのため品質では走りの時期に採取した昆布が格上となります。
この走りの時期の昆布のだしは、少し黄色味かかった色合いで、豊かな香りと濃厚なコクと甘みがあり、旨味も強いだしですので、お鍋や湯豆腐などどんな料理ともよく合います。
また、だしを取った後の昆布は煮物などにするとおいしく頂くことができますし、手を加えずにそのままちぎっていただくのもおすすめです。
自然そのままの甘みのある味わいで、栄養もたっぷりと含んでいますので、お子様のおやつやお茶うけなどにも最適です。
この返礼品では、知床の寒流で育った昆布を、手間暇かけて天日干しし熟成させた最高級の羅臼昆布480gを受け取ることができます。
昆布はご年配の方に特に喜ばれる商品で、こちらの昆布は高級感のある化粧箱で届きますので、お世話になった方や目上の方へのご贈答用やご進物用に大変喜ばれる一品です。
知床羅臼産冷凍煮だこ2本15,000円
北海道はタコの水揚げ日本一を誇り、主に体重20㎏にもなる世界最大のタコ・ミズダコと、やや小ぶりのヤナギダコが水揚げされます。
このミズダコは、日本海、オホーツク海に生息するタコで、名前の通り肉質が水っぽく柔らかいため、生食向けで市場に出回ることはあまりなく、ほとんどが煮ダコや酢だこに加工されてから出荷されます。
近年では、生のミズダコを冷凍してからスライスしたタコしゃぶも人気があるそうです。
また、北海道ではミズダコのメスをマダコと呼び、オスのミズダコと区別しています。
そのため、北海道産のマダコは本州で水揚げされるマダコとは別種となります。
さらに、この北海道産のマダコは北海道で主に漁獲されるため北海ダコ、体の大きさからオオダコと呼ばれることもあるそうです。
羅臼町では、このミズダコを煮ダコに加工し急速冷凍した商品を返礼品として提供しています。
この商品は、知床の海で獲れたミズダコを、新鮮なうちに独自の製法で茹で上げた一品で、ミズダコ本来の柔らかい食感と独特の風味を楽しむことができます。
この返礼品では、煮ダコ足、オス1本、メス1本計2.5㎏ほどのものが届きますので、ご家族で存分に新鮮な海の幸を味わうことができます。
また、ミズダコはオスとメスで味わいが異なることで知られており、一般的にはメスのほうが美味しいと言われている味わいをご自宅で食べ比べることもできるセットになっています。
鮭節セット15,000円
鮭節は、日本の伝統的な調味料である鰹節をもとに、羅臼町の漁師が北海道産の鮭を使用して作り出したものです。
鰹節は料理の基本の味付けとなるものですが、北海道では鰹節が製造されていないため、北海道産のものだけを使用して加工食品を作ることが難しく、このことから鮭を代用した鮭節が誕生しました。
長い歴史のある鰹節と比べ、鮭節はまだ出来たばかりですが、北海道内ではこの鮭節を使用した加工食品などが数多く作られています。
この鮭節は、ブナサケと呼ばれる一般的には肥料などにされる脂の抜けた鮭を使用して作られています。
この脂の抜けた鮭は普通に食べると旨味がなく美味しくないそうですが、ボイルして油分を除去して作られる鮭節には最適で、利用価値の低かったブナサケを再活用することができます。
羅臼町では、知床羅臼の特産品としてこの鮭節を返礼品として提供しています。
鮭特有の爽やかな旨味と甘み、風味を楽しめる商品で、だしとして麺つゆや鍋物に、お好み焼きや冷奴などのトッピングに、おにぎりや混ぜご飯の具材にと、様々な料理に便利に使用できます。
この返礼品では、鮭節5g6袋入りが6パック、50gが3パック届きますので、毎日のお弁当作りや料理に存分に活用できます。
また、鰹節の代わりに使用できる便利な商品ですので、贈り物やおすそ分けにも喜ばれる一品です。
たらこバラ明太子15,000円
羅臼で水揚げされるスケソウダラは、身に透明感があり刺身や寒干しに人気があり、メスのたらこも粒が大きく質が良く、主に醤油漬けや明太子に加工されます。
羅臼町では、この羅臼で水揚げされたスケソウダラの卵を使用したたらこを返礼品として提供しています。
この商品は、徹底した品質管理の下で加工されていますので、お子様でも安心していただくことができる安全な商品です。
独自に味付けされた辛さの中にもたらこの旨味が際立つ一品で、ご飯のお供にもお酒のつまみにも最適です。
たらこを丁寧にほぐし、専用の容器に詰めていますので、そのまま手間なく頂くこともできますが、オムレツやパスタなどの調理にも便利に活用できます。
この返礼品では、明太子1パック250gが3個・計750g届きますので、ご家族で存分に上質な明太子を楽しむことができます。
また、高級な明太子をほぐす手間なくそのまま簡単に食べることのできる商品ですので、贈り物やおすそ分けにも大変喜んでいただけます。
知床羅臼産生きんき開き20,000円
きんきは正式名称をキチジと言いますが、他にも北海道ではメンメ、キンキン、東北ではアカジ、釧路ではメイメイセン、岩手ではメイセンなどと呼ばれています。
赤い魚の中でも最上級の魚で、東北のきんき、西ののどぐろと呼ばれ、オホーツク海屈指の高級魚です。
主に北海道から東北地方に生息し、特に北海道は全国の水揚げ量の半分以上を占めています。
白身で非常に柔らかい肉質、脂が多くとろけるような口当たりで、たんぱく質よりも脂質の含有量のほうが多いと言われています。
また、皮や皮と身の間にも旨味が多く、煮物や皮びきなど皮ごと頂くのが一般的で、さらに栄養価も高く、多価不飽和脂肪酸、ビタミンE、銅、アスタキサンチンなど栄養素を豊富に含んでいます。
このようにきんきは高級魚ですので価格も高価なものが多く、大型になるほど価格が上がります。
海外から輸入されたものや近縁種であるアラスカキチジなどは価格が大幅に下がり購入しやすくなっていますが、味わいは格段に落ちます。
羅臼ではこのきんきはが水揚げされ、この羅臼産のきんきは特に脂の乗りが良く旨味が濃いと言われています。
ふるさと納税にも返礼品としてきんきを提供しており、きんきを食べやすく開きにしたもの受け取ることができます。
この商品は、知床羅臼産の貴重なきんきを開き一夜干しにしたもので、たっぷりの脂ととろけるような食感を楽しむことができます。
また、きんきは北海道や東北地方では鯛の代わりとしてお正月やお祝い事の席で食されることの多いおめでたい魚ですので、ご贈答やご進物にも大変喜ばれる一品です。
知床羅臼の時鮭切り身セット30,000円
時鮭(ときしらず)とは鮭の一種で、本来の鮭の旬の時期である秋頃から外れた5月~7月頃に漁獲されることから、時を知らないと言う意味の時不知(ときしらず)と呼ばれるようになったそうです。
北海道で獲れる鮭は、主にこの時鮭と秋鮭でこの2種はともに白鮭と呼ばれる種類ですが、漁獲量が多く良く出回る秋鮭とは異なり、時鮭は漁獲量が少ないことから貴重な鮭として珍重されています。
産卵期に水揚げされる秋鮭と異なり、卵や白子に栄養が取られていないため、身に脂が乗り肉質も良いと言われています。
羅臼町ではこの時鮭を返礼品として提供しています。
この知床羅臼で水揚げされる時鮭はたまたま回遊中に近くに来たものを漁獲しているため、ごくわずかな漁しか水揚げされない希少な鮭です。
この返礼品では、この時鮭を水揚げしてすぐに活締めしたものを、粗塩で丁寧に一本一本一塩し、食べやすいように切り身にしてありますので、そのまま焼くだけで手間なく楽しむことができます。
一本分の切り身が届きますので、ご家族の多い方でも存分に味わうことができますし、珍しいものですので、ご贈答用やご進物にも多く選ばれている一品です。
知床羅臼ブドウエビ 大30,000円
ブドウエビは、正式名称ヒゴロモエビと考えられてきましたが、2015年にラウスブドウエビという新種だと認定されたエビで、ボタンエビと同じタラバエビ科に属します。
現在では、知床半島の羅臼前浜のごく一部の地域にしか生息しておらず、羅臼でしか水揚げされない希少種になっています。
さらに、ブドウエビを漁獲するための操業船が一隻しかないうえ、7月上旬から9月上旬までのおよそ2か月間漁ができますが、規定量が定められているためそれに達した段階で終漁となるため、水揚げ量の非常に少ない大変希少なエビです。
そのため価格は同じタラバエビ科の中で最も高額ですが、味わいも桁違いで、ほかのエビにはない濃厚な旨味とふくよかな甘み、とろりとした口当たりの最高級の味わいが楽しめます。
羅臼町では、この貴重なブドウエビを返礼品として提供しており、その中でも大型サイズのものを厳選して受け取ることができます。
大変貴重なものですので、ご自宅用はもちろん、ご贈答、ご進物にも最適です。
ただし、漁獲量の少なく旬の時期にしか出回らない商品ですので、数量が限定されますのでご注意ください。
北海道羅臼町の特産品をふるさと納税で!
羅臼町は北海道の中でも屈指の漁業の町で、今回紹介したように様々な水産物や水産加工物を返礼品として提供しています。
今回の記事では、生息範囲の狭い貴重な羅臼昆布、北海道外ではあまり見かけないミズダコ、羅臼の漁師が時間をかけて開発した北海道産の鮭を使用した鮭節、羅臼で獲れるスケソウダラの卵を使用したたらこ、知床羅臼産の貴重な高級魚きんき、漁獲量の少ない貴重な鮭・時鮭、羅臼でしか水揚げされない幻のエビと言われるブドウエビの7種の返礼品を紹介しましたが、この他にも絶品の海の幸がたくさん提供されています。
どの商品も、現地に行かなければなかなか手に入れることのできない貴重な商品ばかりですので、ご家族で楽しまれるのはもちろんですが、親しい方やお世話になった方へのご贈答、ご進物にも大変喜んでいただけけます。
この機会を利用して、ぜひ世界自然遺産知床が生んだ羅臼の絶品の海の幸を味わってみてください